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Sailing Stamper

Author:Sailing Stamper
主人と私と猫のももちゃんとオーストラリア在。
2009年4月より、44フィートのヨット「Blue Loon」号に引越し船上生活を始める。
同年7月にシドニーを出発し、QLD州Whitsundaysに向け北上。12月にシドニーに戻り引き続き南下。
2010年3月、東海岸の最南端港Edenに到着。4月、再度QLD週を目指し北上の旅第2弾を開始。
船上生活のかたわら、趣味の手作りグリーティングカード作成も継続。シドニー在住時には、マーケットで販売したり、カード作り教室、ワークショップなども開催。

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American River @ Kangaroo Island

4月13日(水)

とっても大きなKangaroo Islandの中でも、アメリカンリバーの碇泊地を選んだ理由は2つあります。
地理的な理由はもちろんですが、、ボランティアマリンレスキューのCarolさんがアメリカンリバー在住なので彼女を訪ねたかったのが主な理由です。

8日間に渡るこれまでで一番の長距離走行に加え、悪名高きAustralian Bightを越える際に、一日2回の、Carolさんとの交信がどんなに心の支えになったか。

天気の最新情報を教えてもらい本当に助かったのですが、それ以上に、誰かと"交信”できる、という精神的な安心間は口ではあらわせないほど大きな励みになりました。
海が荒れていなくても、周囲は360度海、海、海。おまけに一番近い陸地が見えるまでには、どんなにがんばっても丸々2日間はかかる、という文明から遮断された世界にいた私たちにとって、Carolさんとの交信は、まさに”ライフライン”でした。誰かが私たちの位置を把握しているということで、万が一のことがあったとしても助けが来るという確信がありました。

*Blue Loon Over there*
blue loon over there

american river from the general store

今朝はゆっくり過ごし、ディンギーを久しぶりに降ろして陸にあがりました。
モーリンからボートランプまではほんの20メートルほどの距離で、エンジンなしで漕いで行けそうなぐらい近いのです。このモーリンもCarolさんが便宜を図ってくれました。
ボートランプの近くには公衆トイレとシャワーがありました。いつも温水シャワーが使えるようですが、どうも今朝から温水が故障。真水しか出なかったので、シャワーはあきらめました。

一本道を歩いていくとジェネラルストアを発見。小さなスーパーと、ガソリンスタンド、郵便局、ニュースエージェントと必要最低限の昨日を全て備えていました。
主人はコーヒーとソーセージロール、私はミートパイを買ってお昼代わりに。
*General store at American River*
gstore.jpg

gstore2.jpg

Carolさんが買い物から帰った頃合を見計らって電話をすると、お宅の方にお邪魔していいとの事。
丘の上に住んでいるそうですが、1キロぐらいの距離らしいので、迎えに来てくれるという申し出をお断りして、運動がてら歩いていくことにしました。

お宅に着いてわかったのですが、Carolさんの自宅がVMR(ボランティアマリンレスキュー)の事務所になっていたのです。
*View from Carol’s house*
view from the vmr
手作りのサインがほほえましい。
vmr.jpg

お宅の裏庭に小さな小屋があり、そこに無線ラジオのマイクやらの機材が並んでいました。
その上には大きなアンテナが。これで、はるか700マイル以上のWA州の私たちに電波を飛ばしていたのでした。
*Our life line*
life line

お茶をご馳走になりながら、Carolさんからいろレスキュー話を伺いました。
これまでBightを越えようとして失敗したケースには、故障や天候悪化が原因の物に加え、精神的な苦痛に耐えられなくなったり、クルー同士のいざかいなどで、航海を断念しレスキューを求められた例が、結構あることがわかりました。Carolさんから”あなたたちはよくがんばったと思うわよ。”とほめられ、本当にうれしくなりました。

CarolさんはBightを越える人たちだけではなく、そのあたりを航海する海外からのヨッティーからもコンタクトを受けるようです。たった一人で世界一周を、それもなんと3周もしている女性のヨッティーとはおなじみになっているらしく、彼女が4周目にあたる今年はアメリカンリバーに始めてやってくるのだそうです。話をしているうちに、Blue Loonの前のオーナーのジャッキーさんとデービッドさんのヨットのことも知っていることがわかりました。外洋レース艇のことはかなり詳しそうです。

たった一人でほぼ24時間毎日ラジオで航海中のヨッティーを助けているCarolさん、まるで海のお母さんのような優しさがにじみ出ていました。裏庭で栽培している有機野菜のトマトやズッキーニを、私たちが来ることを知ってから摘み取っておいてくれて、帰りにお土産までもらってしまったんです。
*Carol,Rob and Satomi*
carol.jpg

ボランティアなのでどこからも資金援助をもらっていません。主人は少しでも助けになるように、とSA州政府に、どれだけVMRが大切かというメールを出したぐらいです。
近い将来、Carolさんのような影のお助けマンが政府から補助をもらえるようになることを祈るばかりです。
特に、海難事故の頻度がオーストラリア国内でもかなり高い地域なので。

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