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Sailing Stamper

Author:Sailing Stamper
主人と私と猫のももちゃんとオーストラリア在。
2009年4月より、44フィートのヨット「Blue Loon」号に引越し船上生活を始める。
同年7月にシドニーを出発し、QLD州Whitsundaysに向け北上。12月にシドニーに戻り引き続き南下。
2010年3月、東海岸の最南端港Edenに到着。4月、再度QLD週を目指し北上の旅第2弾を開始。
船上生活のかたわら、趣味の手作りグリーティングカード作成も継続。シドニー在住時には、マーケットで販売したり、カード作り教室、ワークショップなども開催。

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Sawmill Beach - Shawl Island

10月29日(木)

27日のStonehavenでの夜は、風が強くいつものようには快適ではありませんでした。そこで全天候型のCid Harbour Sawmill Beachに昨日移動。しかし、ここもさすがに25ノット近いBullets(弾丸風)にやられると、左右にゆらゆら、「ここってこんなに揺れたっけ?」という感じでした。やはり強風はどこにいても、あまり気持ちのいいものではありません。
*Sawmill Beach*
          Sawmill Beach Cid Harbour
 
さて、いよいよシドニーに向けて出発することにしたので、相変わらず風は行きたい方向と反対方向なのですが、少しずつ南下することにしました。今日でWhitsundayの中心エリアとはお別れです。約2ヶ月裏庭のように慣れ親しんできたので、離れるのはちょと寂しいのですが、シドニーに向かう岐路も楽しみです。来た頃と比べて、どれだけ成長したかな?

Sawmill Beachを出る際、シドニーーホバートのレースにも参加するヨットをみかけました。たくさんお客さんを乗せています。
*Race Yacht at Sawmill Beach, British Defender*
Race yacht
*Cid Harbour Hook Island Passage*
           Cid Island and Hook Island passage
9:45にSawmill Beachを出発。

Whitsunday Islandと本州の間の広々とした海域にでると風がコンスタントに20~23ノットと強くなってきました。傾きも大きくなってきたのですが、その割には6.5ノットいくかどうかで、スピード的にいまいち。(以前はエンジンなしで6.5ノット出たら興奮してたのに。慣れって恐ろしい。)そこで、メインセールをセカンドリーフまで絞りました。22ノットの向かい風で、海流と逆を走っているのでヨットは5.9ノット出ていても地上スピードは5.5ノットです。ハミルトン島を越を越す頃には風力が安定してきたのでヘッドセールも目いっぱい出すと、平均6.5ノット近くにスピードアップしてきました。 
11:00まだまだハミルトン島が見える位置です。これから数時間の間、なんどとなくタックを繰り返したのですが、一向に距離を稼げません。タックというのは、風と反対側に進みたいとき、直線で進むのではなく、斜めにジグザグ走行をし、前進する方法です。
1:45、予定よりも時間がかかってしまったので、今日の目的地だったGoldsmith Islandには明るいうちに到着できそうもありません。そこで、急遽行き先を変更し、Lindeman Islandの向かい側にある、まだ碇泊したことのないShawl Islandに行くことにしました。雨も時々降っています。
*Sailing hard against the wind* 
              Sailing hard
向かい風25ノットに吹きさらされエンジン全開でも5.5ノットしか出ませんが、とりあえず、3時ごろにはShawl Islandにつけそうです。
午後3時30分ごろ、やっと碇を下ろして一安心。
*Shawl Island*
       Shawl Island
向かい側にはLindeman Islandのリゾート(クラブメッド)が見えます。
*Lindeman Island Resort*
        Lindeman Island resort in the distance
他にも4隻ほどここで夜を明かすヨットがいます。ちょと安心。落ち着いてからディンギーを出して島に上陸してみましたが、これと言って珍しいものはなく、天気が悪くなってきたのですぐに引き返してきました。
          Neighbours.jpg
            Landing_20091031164630.jpg
              Isalnd.jpg
            Loom.jpg
           View from the hill
*Rain Could*  
           Rain cloud        
夕食後、夜が更けるとともに風はどんどん強くなってきました。風による波からはそれほど影響されていないようですが、とにかく吹きさらしている風の音がすごくてすごくて、飛ばされちゃうかと思うぐらい、びゅんびゅん吹き続けるんです。おまけに夜中になると通り雨というかいきなり雨が降ってくるので、そのたびに窓をしめ。閉めると厚いのでやんだら開けて、でもまた数時間後に降り始める、を繰り返していました。          
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